Ununiqueは、Firefoxブラウザ向けの拡張機能で、フィンガープリンティングを回避するために設計されています。フィンガープリンティングは、ユーザーのブラウザやデバイスから収集したデータを使用して、クッキーや匿名モードでもユーザーを追跡する技術です。この拡張機能は、ユーザーを特定する可能性のあるユニークなデータを検出し、一般的な(マジョリティの)値に偽装することで、ブラウザを他の多くのブラウザと区別しにくくします。
- HTTPリクエストヘッダーの偽装: ブラウザからサーバーに送信されるHTTPヘッダー(User-Agent、Accept-Languageなど)を一般的な値に偽装します。
- JavaScriptプロパティの偽装: ウェブサイトから読み取られるJavaScriptプロパティ(画面サイズ、ブラウザ情報など)を一般的な値に偽装します。
- キャンバスフィンガープリンティング対策: キャンバス描画を利用したフィンガープリンティングを防止します。
- WebGLフィンガープリンティング対策: WebGL情報を利用したフィンガープリンティングを防止します。
- 簡単な設定: シンプルな設定画面で、偽装機能のオン/オフを切り替えることができます。
- Githubのリリースページから最新の
.xpiファイルをダウンロードします。 - Firefoxを開き、メニューから「アドオン」を選択します。
- 歯車アイコンをクリックし、「ファイルからアドオンをインストール」を選択します。
- ダウンロードした
.xpiファイルを選択してインストールします。
開発版をインストールするには:
- このリポジトリをクローンするか、ZIPファイルとしてダウンロードして展開します。
- Firefoxを開き、アドレスバーに
about:debuggingと入力します。 - 「一時的なアドオン」タブを選択し、「一時的なアドオンを読み込む」をクリックします。
- 展開したフォルダ内の
manifest.jsonファイルを選択します。
インストール後、Firefoxのツールバーに拡張機能のアイコンが表示されます。
- クイック設定: アイコンをクリックすると、HTTPヘッダーとJavaScriptプロパティの偽装を個別に有効/無効にすることができます。
- 詳細設定: 「詳細設定」リンクをクリックすると、詳細な設定画面が開きます。
この拡張機能は、ユーザーのデータを収集したり、外部サーバーに送信したりすることはありません。すべての処理はローカルで行われ、設定もローカルに保存されます。
- このリポジトリをフォークします。
- 新しいブランチを作成します:
git checkout -b my-new-feature - 変更をコミットします:
git commit -am 'Add some feature' - ブランチにプッシュします:
git push origin my-new-feature - プルリクエストを送信します。
このプロジェクトはMITライセンスの下で公開されています。詳細については、LICENSEファイルを参照してください。
フィンガープリンティング技術は常に進化しており、この拡張機能がすべての追跡を防止することを保証するものではありません。また、一部のウェブサイトでは偽装によって一部の機能が正しく動作しない場合があります。 また、マジョリティの値がすべて公開されているわけではないので、類似度が著しく低い場合があります。その場合はGithubのIssuesを開きマジョリティの値を教えて下さい。